季刊誌 樂(らく)ra-ku 68号 異国の風が吹くまち 南島原(2025)
季刊誌 樂(らく)ra-ku 68号 異国の風が吹くまち 南島原(2025)
(raku68)
長崎よりも早い時期にポルトガル船が来航し、異国文化が華ひらいた南島原市。
しかしその史実について詳しく知る人は、ごく限られているのではないでしょうか。
今号では、有馬氏の隆盛からやがて起こった島原・天草一揆まで、南島原の歴史の一部を形成する激動の時代を振り返りつつ、現代の南島原の知られざる魅力を“異国”をキーワードに紐解きました。風光明媚な南島原の美しいグラビア写真と共にお楽しみください。
特集
四百年前、ラテン語を学んだ少年たち
国際交流でつながる ふたりのイタリア人
刻まれた芸術文化の記憶
船員のまち 穏やかな日々の暮らし
<海からの視点>原城跡 / 国立口之津海上技術学校 / サイクリングロード / 早崎瀬戸とアラカブ漁
<アナザーストーリー>北有馬の石橋をめぐる
<寄稿>歴史の波に揺らぐ 文=小関和子
raku column
長崎美術の時間 Vol.6
川辺 文=神﨑香澄(長崎純心大学博物館)
長崎の花木 その生命に物語がある。 第六回
被爆樹木 植物から学ぶ生きる力 文=小川寿子 絵=石橋 澄
長崎を結ぶ小さな船旅④
島原・天草一揆 談合の地 湯島
今、あなたに伝えておきたいふるさとの味 第六回
松本製菓舗
続・ペコロスのタイムマシーン 第四回
十中八九ダメでしょうな ~80年代の東京時代~ 文と絵=岡野雄一
客船からの世界中継 第56回
足りぬ英語力の中で初めて知った国際会議の中身 文=藤原暢子 絵=石橋 澄
明治・大正・昭和の長崎を読む NO.5
国際産業観光博覧会
raku special presents
マッチ箱の中の長崎 Thank you so マッチ! 2箱目
南方苑バーベキューガーデン 文=古田沙織
読み切り短編連作「ながさき奇譚」第六十五回
彫刻家 文=青来有一
知られざる、長崎国際交流史 第二十八回
一対の狛犬の不思議な旅路 文=ブライアン・バークガフニ
regular contents
ながさきの宝 第四十一回
長崎学とそれを守る人たち①