季刊誌 樂(らく)ra-ku 51号 まだ見ぬ人へ 伝えたい長崎のモノ、コト、ヒト (2021)
季刊誌 樂(らく)ra-ku 51号 まだ見ぬ人へ 伝えたい長崎のモノ、コト、ヒト (2021)
(raku51)
2008年に創刊した樂は、昨年末に節目となる50号を迎えることができました。今回の特集では、これまでの50号分の蓄積の中から、取材者が百年後に伝えたい、残したいと願うモノ、コト、ヒトを改めて考え、別の角度から描き下ろしました。また、長崎・佐世保を拠点にされる5人の方々にも同じ視点で寄稿いただき、まだ見ぬ未来に暮らす人たちへと綴った特集となっております。
特集
越中先生は言いました。「残したいものなんて、なーんにもありませんよ」。
伝えていきたい長崎の正月料理
昭和の飾らない暮らし 内田先生の記憶
遺構が語る、平和という財産
墓は坂の上にあってこそ長崎
写真から生まれる家族の物語
雲仙火山の謎に命をかける男
中山文孝が描く、昭和の長崎ポスター
|寄稿|
だいたい四十歩の扉 文、下妻みどり
夢想家の願い 文、ブライアン・バークガフニ
中国からもたらされたもの「石橋」 文、原田博二
野母崎いきもの暦 文と絵、山本春菜
平戸八景 眼鏡石 文、松尾真里
regular contents
ながさきの宝 第三十二回
倉場富三郎とグラバー図譜
raku column
ドクター米山のココロと脳のはなし 第43回
時代小説を書く 文=米山公啓
「NANG-ASAKI」妄想散歩 第41回
謎の幽霊島 文=?浪慶太郎
曇り時々希望的 第35回
大徳寺跡広場〜うえんもんと、したんもん〜 文=城尾忠明
ARTS'CRAFTS素敵なもの語り 第40回
春の野に遊ぶ ウィリアム・モリスの夢 文=石尾眞智子
長崎「ひと」物語 第24回
もうひとつの長崎ぶらぶら節 町検番凸助(山本タマ) 文=大田由紀
ペコロスのタイムマシーン46
妄想ドローンになって 文と絵=岡野雄一
客船からの世界中継 第40回
弾丸取材で訪ねた”長崎各地“ 与えてもらった”充電“と”反省“ 文=藤原暢子
raku special presents
おばあちゃんの長崎ごはん《春》 ベストセレクション
セリのごま和え
グリンピースと筍、牛肉の合わせ煮
ホタルイカとマテ貝の湯引き
読み切り短編連作「ながさき奇譚」第四十八回
夕映えの門 文=青来有一
知られざる、長崎国際交流史 第十一回
一枚の写真が語る、国際貿易港・長崎の繁栄 文、ブライアン・バークガフニ