季刊誌 樂(らく)ra-ku 61号 美しき平戸 雷の潮を越えて(2023)
季刊誌 樂(らく)ra-ku 61号 美しき平戸 雷の潮を越えて(2023)
(raku61)
長崎県北部、激しい潮流から雷にたとえられる平戸瀬戸を越えた先に位置する平戸島。
日本初の西洋貿易が行われたこの島は、異国の人々がもたらした西洋文化と日本文化が混ざり合い、独自の文化が形成されてきました。今回の特集では、古くからカトリック教徒が多く暮らす紐差・田崎地区の歴史や、平戸の文化を継承しようと古民家再生に挑戦するオランダ人など過去から現代、未来へと営みを育み続ける人々の暮らしを追いました。平戸の雄大な自然を捉えた美しいグラビア写真と共にお楽しみください。
特集
小さな祈りの集落を訪ねて~紐差の田崎地区~
シイラを抱いた恵比須様
名もなき地図を描く 平戸島のフィールドワーカー
平戸に伝わったファーストストーリー的山大島 葉たばこ農家の未来
オランダ人、平戸に宿をつくる。
寄稿|海が育んだ歴史と残照 文=出口洋平
regular contents
長崎遊歩 第六回 樺島
海とともにある小さな島をめぐる。
raku column
ドクター米山のココロと脳のはなし 第53回
プールを作る 文=米山公啓
「NANG-ASAKI」妄想散歩 第51回
酸っぱ! 文=髙浪慶太郎
曇り時々希望的 第45回
いまさら「ローズベルト大統領」なんて… 文=城尾忠明
ARTS'CRAFTS素敵なもの語り 第50回
大海原から吹いてくる風 懐かしのマウイへ 文=石尾眞智子
自転車で坂の町を往く 新長崎案内。 VOL.22 最終回
水の都・島原で自然と暮らしをめぐる旅へ
ペコロスのタイムマシーン56
時間の沖合に流されながら 文と絵=岡野雄一
客船からの世界中継 第49回
円安の日本の夏は ”のんびり“と”あの船に“ 文=藤原暢子
raku special presents
おばあちゃんの長崎ごはん《秋》
戻り鰹のタタキ
秋かぶとサツマイモのお味噌汁
むかご御飯
ふるさとは遠きにありて㊵
私の望郷の念 文=岩松了
読み切り短編連作「ながさき奇譚」第五十八回
見え透いた嘘 文=青来有一
知られざる、長崎国際交流史 第二十一回
日英和親条約の歴史的調印 文=ブライアン・バークガフニ