季刊誌 樂(らく)ra-ku 67号 長崎の海と漁師たち(2025)
季刊誌 樂(らく)ra-ku 67号 長崎の海と漁師たち(2025)
(raku67)
豊穣の海に恵まれた長崎。
このまちにとって、昔も今も変わることなく重要な存在である彼らは、日々、気まぐれな自然の機嫌を伺いながら、大海へと漕ぎ出す。
今回の特集では、生月の若き漁澇長や、大村湾のベテラン漁師、野母崎の親子船、五島列島で暮らす漁師家族など、長崎の多様な海に生きる漁師たちの日々を追いました。
雄大な長崎の海、そして直向きに海と向き合う漁師たちを写した美しいグラビア写真と共にお楽しみください。
特集
海には夢しかない。
船団を司る漁撈長という生き方
宝の海よ、ふたたび
ベテラン漁師の恩返し
野母崎の海にかける親子船
−漁師町の風景−
初競り 長崎魚市場
二十日恵比須
まち協もやい場奈留島どがんね
|寄稿|
私たちの夢の島 文=鎌田智美
raku column
長崎美術の時間 Vol.5
花鳥山水蒔絵煙草盆 文=出口洋平
長崎の花木 その生命に物語がある。 第五回
日本最古の洋ラン グラバーさんと花 文=小川寿子 絵=石橋 澄
今、あなたに伝えておきたいふるさとの味 第五回
瑞泰號製麺所
続・ペコロスのタイムマシーン 第三回
寿限無寿限無南無阿弥陀仏♪ ~念仏子守唄おまじない~ 文と絵=岡野雄一
客船からの世界中継 第55回
体験しないクルーズを書く。豆柴とガイドブック作りの攻防戦 文=藤原暢子 絵=石橋 澄
明治・大正・昭和の長崎を読む NO.4
旧日見トンネルの開通
raku special presents
新連載
マッチ箱の中の長崎 Thank you so マッチ! 1箱目
キャバレー銀馬車 文=古田沙織
読み切り短編連作「ながさき奇譚」第六十四回
かりほる島 文=青来有一
知られざる、長崎国際交流史 第二十七回
東山手甲13番館に魅せられて 文=ブライアン・バークガフニ
regular contents
気になる、この人VOL.30
長崎県美術館 学芸員 松久保修平さん
ながさきの宝 第四十回
活版印刷は長崎から始まった。